コンビニ人間

この間読んだ

「コンビニ人間」


芥川賞を受賞した作品ですぐに

「読んでみたい」

と思い購入し2.3週間前に読み終えたのですが・・・。

かなり面白かったです。

作者の村田沙耶香さんのコンビニのアルバイトでの体験を生かした本なだけあって

細かい描写がとても入り込みやすく、読み始めたらサクサクと読み終えることができるようなストーリー展開。

にも関わらず何回も読める登場人物の感情の複雑さ。

オススメです。


ざっくりとしたストーリーは・・(以下多少ネタバレあり)



かなりのサイコパス気味なヒロインが何年もの間コンビニでアルバイトをしていたところに


これまたかなり社会に溶け込めていない男に出会い、


なんだかんだ一緒に住むことになり、


男がヒロインをコンビニから別の仕事に転職させようとするが


ヒロインは「コンビニで働いてる私が一番人間らしい」と


コンビニの復職を心に誓う話。


・・・。



読んでいただければわかるのですが、話の内容的には今までの芥川賞とは少し違い、かなり現実的な、しかし非現実な、

道理と矛盾を組み合わせたような一冊。

これが上手くMIXして

今っぽい作品になっているんでしょうね・・・。


現代とはなにか

みたいなことをさらっと作品に描いている感じがとても斬新で心に残りました、

「読書を趣味したいが何から呼んでいいのかわからない」

と思う方には読みやすく奥が深い一冊なのてせひよんでほしい本ですね




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