誰もがおそらく美容院で一度は聞いたことがあるでしょう。
オーダーでもここ数年ずっと人気の高い色味
『アッシュ』
でも一口でアッシュといってもかなり幅が広いため想像していた色とかなり違うことが無いでしょうか?
アッシュとは?
アッシュを和訳すると『灰色』なのですが
美容院での大体のカラー剤には『補色』という元の色を打ち消してくれる色味も一緒にはいっているため、日本でよく使うアッシュというと『灰色+青色』のような色をイメージするといいと思います。
画像を見てみるとわかる通り、
- アッシュ→ねずみ色
- モノトーン→灰色
- モノトーン→灰色
となります。
『アッシュ』をいれても画像のようなねずみ色になったことなんかない!
それもそのはずです。
カラーとは元の髪色にも関係しているので
『ベースの色』+『オーダーした色』
となると仕上がりは変わってくるんです。
簡単にイメージしやすいのは絵の具。
白い画用紙に絵の具でねずみ色を塗るとねずみ色になります。
そりゃあそうです。
では茶色い画用紙にねずみ色を塗った場合はどうでしょうか。
白い画用紙に描いた色とは違う色になるはずです。
これが自分の想像している色となる色のギャップとして出てくる訳です。
画像のような色にはならないの?
ならないことはないです。
ただ実際ご来店して頂いた髪の状態だとベースの色が暗すぎて色味が出しにくいんです。
カラー剤の役割としては
- 色を抜く(明るくする)
- 色を入れる
という二つの効果があるのですが
カラー剤一本にも力の限度があります。
100ある力のうち
80を色を抜く力として使うと、
20しか色を入れるのに専念できません。
これでは色味を感じれないんです。
ここで活躍するのが『ダブルカラー』
ダブルカラーとは二回染めることを指すのですが、
要は
一度色を明るくするパワーに特化したカラー剤で明るくし
二回目に色味に特化したカラー剤でカラーリングを行います。
そうすると明るい髪の毛に染めれることになるので画像のような色味に近づけることができるんです。
この色にするのは無理だよ。って言われた。
まずこれが考えられる要因としては
- 金銭的な問題
- 時間の問題
- 元の髪の状態の問題
上記二つはわかるでしょう
では元の状態の問題とは?
これは、ダメージが大きく関わります。
髪の毛というのは不可をかけすぎてしまうと手触りが悪くなってしまったり耐えきれなくてちぎれたりしてしまいます。
せっかく綺麗に色が入った部分もちぎれてなくなってしまえば入っていないのと一緒です。
なので
手っ取り早くしたい色にするには
- 画像を持っていくこと
- 銭面に余裕を持たせておくこと
- 時間に余裕を持たせていくこと
- デジパなど過度なダメージをする施術をしないこと
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